77歳になった今も、バンコクと東京を行き来しています。老後の移住先としてタイを考えている人から「実際のところどうなの?」と聞かれることが多いです。今回は正直にお答えします。
この記事のポイント
- タイ移住のメリット(77歳の実体験)
- 隠れたデメリット・落とし穴
- 2026年の最新タイ事情
- 移住に向いている人・向いていない人
目次
タイ老後移住のメリット【実体験】
1. 生活費が東京の半分以下
スクンビット周辺の1LDKコンドミニアム(プール・ジム付き)が月4〜5万円です。東京の同条件なら15〜20万円は当たり前です。食費・交通費も格段に安く、月10〜15万円で快適に暮らせます。
2. 年中温暖な気候
冬はありません。関節痛・血圧が気候に影響される人には特に良いです。寒い季節に体調を崩すことがなくなりました。
3. 医療水準が高い
バンコクの私立病院(バムルンラード、サミティベート等)は世界トップクラスの設備を持っています。待ち時間が短く、日本語通訳も在籍しています。
4. 日本人コミュニティが充実
バンコクには数万人の日本人が住んでいます。日本語で通じる飲食店・スーパー・サービスが豊富で、孤立しにくいです。
タイ老後移住のデメリット【正直にお伝えします】
1. ビザ問題は年々厳しくなっています
観光ビザの連続更新は難しくなりました。リタイアメントビザ(Non-OA)には80万バーツ(約320万円相当)の預金証明が必要です。
2. 猛暑が体にきつい
3〜5月の酷暑期(40度超え)は外出が辛いです。エアコンの効いた室内中心の生活になります。
3. 日本の行政手続きが面倒
年金・医療保険・税務申告——日本の手続きを長期滞在中に処理するのは手間がかかります。
2026年のタイ事情
物価は5年前と比べて15〜20%上昇しています。「タイは安い」は今でも事実ですが、以前ほど劇的な差ではありません。バーツ高の影響もあります。それでも東京と比べれば生活費は半分以下です。
移住に向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 年金+αの安定収入があります 暑さが苦になりません 新しい環境に馴染めます |
日本の冬が好きです 日本語だけで全てを済ませたいです 日本の家族のそばにいる必要があります |
まとめ
タイ老後移住は「準備と覚悟があれば」コスパ最高の選択肢です。77歳の今も後悔していません。ただし「安いから」だけで決める移住は失敗します。生活スタイルとビザと資金——この3つを整えてから動くことをおすすめします。
著者:東京↔バンコク二拠点生活・貿易歴40年・77歳・現役AI活用実践者
