貿易 英語メール AI で時間短縮|30分かかっていた作業が3分になった話

正直に申し上げます。英語は得意ではありませんでした。

40年間、タイや中国との貿易をやってきましたが、英語のメール1本を書くのに辞書を引きながら30分かけることも珍しくありませんでした。それがAIを使い始めてから3分以内で終わるようになりました。

「英語ができなくても貿易はできる」——これは40年で学んだことの一つです。ただ、「AIがある今」と「AIがなかった昔」では話が全く違います。この記事では、英語メールにAIを使う具体的な方法と、40年の経験から見た正しい使い方をご紹介します。

この記事のポイント

  1. 貿易英語メールにAIを使うと何が変わるか(Before/After)
  2. 私が実際にやっているChatGPT・Geminiの使い方
  3. AIに任せていい部分・人間が必ず確認すべき部分
  4. 英語が苦手でも使える実践プロンプト例
  5. 40年の経験から見た「AIと人間の役割分担」
目次

貿易 英語メール AI 導入前と後の比較

AI導入前 AI導入後
メール1本の時間 30〜60分 2〜3分
辞書・翻訳サイト 常に行き来 不要になりました
文章への自信 「これで合ってるか…」 プロレベルが即座に出ます
1日のメール処理量 3〜5本が精一杯 20本以上こなせます

30分かかっていたメールが3分になった理由

英語メールで時間がかかる本当の理由は「書く」ことではなく「考える」ことにあります。どんな単語を使うか、失礼な表現になっていないか、ビジネスとして適切か——この確認作業に時間がかかります。AIはこの「考える」部分を一瞬でやってくれます。

私が実際にやっている貿易英語メールのAI活用方法

ステップ1:日本語で要点だけメモする

例:「タイのサプライヤーへの発注確認。数量500個。納期来月末。価格は前回と同じ条件で。梱包仕様を確認したい。」

これだけで大丈夫です。文章にしようとする必要はありません。箇条書きでも構いません。

ステップ2:AIに渡すプロンプト

私が実際に使っているプロンプトをご紹介します。

以下の内容をビジネス英語メールにしてください。
相手:タイのサプライヤー(製造会社)
トーン:丁寧・プロフェッショナル
内容:[日本語メモを貼り付ける]
件名も一緒に作成してください。

ステップ3:30秒で完成したメールを確認する

AIが件名・挨拶・本文・締めまで整ったメールを作成してくれます。あとは名前を入れて内容を一読するだけです。

この「一読」だけは必ず行います。これが40年の経験から導いた唯一のルールです。

AIに任せていい部分・人間が確認すべき部分

AIに任せていい部分

  • 文章の構成・流れ
  • ビジネス英語の表現・単語選択
  • 件名の作成
  • 丁寧さのレベル調整(フォーマル・セミフォーマル)
  • 日本語から英語への翻訳

人間が必ず確認すべき部分

  • 数字(金額・数量・納期)の正確性
  • 価格交渉のニュアンス(どこまで妥協するかの判断)
  • 相手との関係性に合ったトーン
  • 自社の内部事情が含まれていないか
  • コミットメントになる表現(「〜します」「〜を保証します」)

AIは文章を作るプロです。ビジネスの判断は人間が行う。この役割分担が正しい使い方です。

英語が苦手でも使える実践プロンプト例

発注確認メール用プロンプト

以下の内容で発注確認の英語ビジネスメールを作成してください。
・商品名:[商品名]
・数量:[数量]
・納期:[日付]
・支払い条件:T/T 30日
・梱包:標準梱包
丁寧なビジネス英語で、件名も含めて作成してください。

クレーム・問題報告メール用プロンプト

以下の問題を相手に伝える英語メールを作成してください。
問題:[内容]
対応希望:[希望内容]
感情的にならず、事実ベースで丁寧に作成してください。

40年の経験から見た「AIと人間の役割分担」

40年間、タイ語も中国語も英語も「完璧には話せない」まま貿易をやってきました。その中で学んだのは、言語よりも「何を伝えたいか」を明確にする力の方が重要だということです。

AIは「明確に伝わる英語」を作るのが得意です。私は「何を伝えるべきか」の判断が40年でできています。この組み合わせが最強だと実感しています。

「AIを使うと英語力がつかない」という意見もあります。その通りです。英語力はつきません。でも、ビジネスの成果を出すという観点では、AIを使いこなす力の方がよほど重要です。

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まとめ|貿易 英語メール AI 活用で変わること

  • メール1本が30分→3分になります
  • 英語への不安がなくなります
  • 1日のメール処理量が大幅に増えます
  • プロレベルのビジネス英語が誰でも使えるようになります
  • 浮いた時間を商談・判断に集中できます

英語が苦手なまま40年やってきた私が申し上げます。AIは英語が苦手な貿易実務者の最強の武器です。ぜひ試してみてください。

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著者:東京↔バンコク二拠点・貿易歴42年・現役AI活用実践者(Haru)

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